解説
丸みをもった胴部を持ち、頸には2本の突帯を付ける。頭部は鳳凰の頭をかたどり、花弁形の鶏冠(とさか)が口となっている。鳳凰の目や眉状の部分は貼り付けで、毛並みなどは片切り彫りを施し、より立体的に仕上がる。前代の隋時代や唐時代にも、鳳凰の飾りがある水注が知られるが、この作品はより時代が進み、すでに把手はなく、細長い注口が付く形に変化している。この種の鳳首水注は、広州省の窯で生産され、とくに東南アジアでの出土例が多いことで知られる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09