解説
唐三彩の動物で、その姿がもっとも美しいのは馬である。細く、すっと伸びた脚の馬はアラビア産で、古代中国では汗血馬と呼んで絶賛した。王侯、貴族の墓には競ってこうした三彩の馬が副葬された。馬をたくさん所有することは彼らのステイタスシンボルなのである。この馬は褐釉の地に白釉と緑釉が流し掛けされ、その姿とともに、複数の釉を加えることで、エキゾチックな雰囲気を与えている。背には大きく白釉が掛かっており、鞍を付けていたのかもしれない。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09