解説
俑は秦、漢、南北朝時代で構成は変化していく。秦時代は屈強な兵士と将軍、漢時代は地上世界の様々な人々、そして南北朝時代になると俑は形式化し、表情は乏しくなる。この俑は武官と思われ、両の手には剣を携えていたのであろう。踝(くるぶし)で絞ったパンツ、上には厚手のコートを羽織り、胴の上で帯をギュッと締めている。頭には冠を被る。いかにも役人の顔つきである。胡粉を塗り、朱で彩色している。河北省の鮮卑系の墓の出土か。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09