解説
この壺は後漢時代の作品。蓋が伴っているのは珍しい。青銅器の壺を写した器形で、胴や肩の圏線にその名残が窺える。青銅器の壺は銅と錫と鉛の合金であり、作られた時は金色に輝いていた。この緑釉は銅錆を表現したものではない。金属の持つメタリックな雰囲気を緑釉で表したのである。こうした鉛釉陶器は後漢時代中期の2世紀頃まで華北を中心に作られているがその後は作られなくなる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09