解説
灰陶加彩雲気文尊と同形であるが、博山形の蓋を伴っている。博山(はくさん)は仙人がすむ神仙世界といわれ、古代の器物にはよく使われる。博山炉がその典型で、山から立ち上る煙がいかにも神仙世界を物語っているようなのである。胴には狩りをする人物が型押しで表されている。そこには熊の形の足が3本付いている。熊は力強さを意味している。そうした漢時代の神仙思想が表された尊であり、冥界のための器としてふさわしい作品である。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09