解説
ベルナールは、1890年前後にゴーガンを中心にブルターニュの小村に集まって活動したポン=タヴェン派の理論的なリーダーであった。このグループは後期印象主義の世代に属するが、その様式は装飾性、平面性の強いものであった。しかし彼の画歴の後半では、古典的な手法に戻っている。ここに描かれたスミュールは、12世紀の古城のあるパリ南東の町。仄暗い色調に沈む本作品においてはゴーガンのもとで展開していた個性的な画風はすでに影を潜めている。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09