解説
ムーラン・ド・ラ・ギャレットは当時パリの盛り場として有名であったモンマルトルにあったダンスホール。ルノワールやロートレックもこの店を描いた名作を残し、ユトリロ自身何度も描いている。画面では澄んだ空のもとムーラン・ド・ラ・ギャレットの風車の見える場末の風景が静かなたたずまいを見せている。本作が描かれたのは「色彩の時代」であり、以前の「白の時代」の感傷的な淡い詩情とはまた違った滲み入るような深い情感を醸し出している。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/04/29