解説
洛中洛外図は桃山時代後期に成立し、江戸時代まで続いて制作された風俗画の一種である。京都の市街(洛中)と郊外(洛外)の名所や旧跡、四季折々の行事などを一望のもとに描く。通常、六曲一双の画面に描かれる。左隻の中央に大きく二条城が描かれ、右隻には豊臣の余光を反映して方広寺の大仏殿が配されている。金雲たなびく眼下に祇園祭などの祭礼・行事や市井の人々の営みが活写され、当時の賑わいが伝わってくるような瑞々しい作品である。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09