解説
5世紀には朝鮮半島南東部の洛東江の東西で、陶質土器の形の違いも明確になり、おおむね新羅・加耶の領域と対応する。加耶は小国群の総称で、小国ごとに陶質土器の形にも差が生まれた。本作は優勝カップを彷彿とさせる二つの耳を持つ台付の鉢で、天井部を刺突文で飾る蓋が伴う。この形は、現在の慶尚北道高霊郡を拠点に、5世紀以降加耶で最大の勢力を誇った大加耶に特有の形である。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09