解説
1977年に横浜国立大学の学生(当時)によって発見・発掘され、坂本(1983)によって報告された標本で、椎骨や肋骨が見つかっている。秩父盆地のパレオパラドキシア化石の中で最も新しい時代から見つかっている。古秩父湾の消滅は約1500万年前ごろと考えられており、最後までパレオパラドキシアが生きていた証拠となる標本。パレオパラドキシア化石の中で最も新しいものは、群馬県の約1200万年前の標本であるため、古秩父湾消滅後もパレオパラドキシアは関東周辺の海で生きながらえていたと考えられる。
収録されているデータベース
古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群
国指定天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」の指定化石を公開しているデータベースです。化石の概要や掲載論文など、詳細な情報を掲載しています。
最終更新日
2024/12/31