解説
飯山市福島新田は、万佛山の麓の急峻な土地にある50戸ほどの集落です。土地の傾斜がきついため高く積まれた石垣が特徴で、日本の棚田 100選にも選ばれた棚田があります。ここでの棚田の開発が始まったのは寛文8年(1668年)で、万佛山の雪解け水を引いて用水にし、堅固な石垣を築いて田を作りました。様々な形の石の組み合わせが見事な景観をなしています。石の積み方にも工夫があり、その一つがいちいち畦を伝って歩かなくても簡単に隣の田への移動するために作られた石段です。自然石を積み上げた美しい石垣だけでなく、万佛山への登山道には33の石仏もあり、この地域で石が豊富だったことや信仰心の深さを物語っています。福島の集落からは、千曲川の雄大な流れを望むことが出来ます。
収録されているデータベース
信州デジタルコモンズ 映像記録
長野県の文化機関の所蔵資料のほか、信州の人々が営んできた身近な生活の記録を画像や映像で残し、「知の共有地」として活用するデジタルアーカイブ「信州デジタルコモンズ」で公開している資料のうち伝統芸能や祭などを収録した映像作品です。
最終更新日
6/02/09