解説
江戸前期から生産される桧笠は、地元の木曽桧を短冊状に裁断したひでを編み組みし、雨笠、日よけ笠とする。寛文2年(1662年)に飛騨の落辺から来た人により技法が伝えられ、耕地が少ない南木曽町蘭地区の主要産業であった。戦後の生活様式の変化により需要が減ったが、伝統技術による手作りの良さが見直され、現在も妻籠宿、馬籠宿の観光客、御岳山の登山客等を中心に実用笠や飾り笠として根強い人気を保つ。「蘭桧笠」として昭和57年10月21日長野県伝統的工芸品に知事指定。
収録されているデータベース
信州デジタルコモンズ 映像記録
長野県の文化機関の所蔵資料のほか、信州の人々が営んできた身近な生活の記録を画像や映像で残し、「知の共有地」として活用するデジタルアーカイブ「信州デジタルコモンズ」で公開している資料のうち伝統芸能や祭などを収録した映像作品です。
最終更新日
3/09/09