解説
内山紙・松崎和紙,紙漉は、原料の楮は自生し容易に手に入り、農家の冬季の副業として適しており、強靱な障子紙の需要が高く収入に結びついたこと、楮を雪にさらすことから、江戸時代には広く豪雪地帯の奥信濃一帯で行われていた。内山紙は、確かな資料が乏しく起源は不明だが、名前は地名から由来すると考えられ、多量の雪でコウゾを晒(さら)して白くする「凍皮」、雪晒し等の技法が独特。「内山紙」として昭和51年6月2日経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定。大町の和紙作りは1000年前の国宝仁科神明宮の札紙作りが始まりとされ、一般農家の冬季間の副業として江戸時代から昭和30年代に入るまで地域経済を支えた。「松崎和紙」は、独自の特殊処理を施した木の葉を漉き込んだ和紙製品が特徴で、宮本・松崎紙紙すき用具コレクションが昭和50年4月15日大町市民俗資料に指定。
収録されているデータベース
信州デジタルコモンズ 映像記録
長野県の文化機関の所蔵資料のほか、信州の人々が営んできた身近な生活の記録を画像や映像で残し、「知の共有地」として活用するデジタルアーカイブ「信州デジタルコモンズ」で公開している資料のうち伝統芸能や祭などを収録した映像作品です。
最終更新日
7/10/08