解説
戦前、斎場御嶽が神社化される計画の際に描かれたとされる。 元来、沖縄では各々の地域にある御嶽などが信仰の中心であり、神社は広まっていなかった。日中戦争、太平洋戦争以降、地域の出征兵士を武運長久などの祈願をするための神社の必要性から、御嶽を神社化する「御嶽再編」「一村一社」の構想が県によって進められた。1943年、県は斎場御嶽など5か所を県社とすることを計画した。しかし、戦争の局面の変化などもあり、斎場御嶽が神社となることはなかった。 作者の仲座久雄は1904年、中城間切津波村生まれ。守礼門の復元工事など多数の文化財保護の活動、戦後直後の標準家屋の設計および建設指導、沖縄建築士会の設立など、沖縄の文化財保護や建築界の発展に貢献した。
収録されているデータベース
なんじょうデジタルアーカイブ
2006年に佐敷町、知念村、玉城村、大里村の4町村が合併して誕生した南城市には、世界文化遺産に指定された斎場御嶽や、国指定の史跡である5つのグスクをはじめとした、有形・無形の文化財が数多くあります。こうした文化財は、観光や郷土教育にもひろく活用されていますが、それ以外にも、行政職員が作成・収集してきた資料や、地元の人びとが残してきたさまざまな記録など、南城市の歴史や文化を知るうえで貴重な資料は無数...
最終更新日
2026/05/29