解説
奈良時代に唐三彩の影響の下につくられた三彩陶器は「奈良三彩」と呼ばれており、いわゆる「正倉院三彩」がその代表といえます。本作は薬壺(やっこ)と呼ばれる形の短頸壺で、火葬蔵骨器としての出土例が知られています。緑釉を基調に白釉と黄釉(褐釉)が点じられていますが、風化のため釉の剥落や銀化(ぎんか)が随所に見られます。江戸時代の安政年間(1854-59)に奈良県生駒郡で出土したと伝えられ、大阪の平瀬家に伝来したものです。
収録されているデータベース
大阪市立東洋陶磁美術館 収蔵品検索
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最終更新日
2024/01/22