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石造燈籠 徳治二年了未十一月ノ銘アリ せきぞうとうろう

解説

 六角形燈籠で、いわゆる「春日燈籠」と呼ばれる形式である。基礎三重の内、後世の補作と認められる最下の一重を除いた高さは2.45m。宝珠は中央にくびれがあり、屋根は六角蕨手である。火袋及び中台は六角で、火袋の一部には竪連子形の欄間を刻み、その下部と中台の周囲は、一面を更に二個区画した格狭間がある。中台の下面には輪郭のある素弁の蓮弁を彫り出している。竿は円筒形で三節あり、台座もまた六角で反花を刻んでいる。  竿に「徳治二年<丁未>十一月」の銘がある。鎌倉時代に遡る在銘燈籠として三重県内では唯一のものである。  なお、当資料がある延寿院は、保安3(1122)年創建とされる黄竜山青赤竜寺を前身とし、中世には非常に大きな勢力を持つ修験の寺院であった。

メタデータ

教育

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2026/05/14