解説
三重県・七里御浜(しちりみはま)。熊野灘に面したゆるやかな海岸線は、熊野古道・浜街道として世界遺産に登録されています。古くから、この海の果てに浄土があると信じられてきました。8月13日の盆の入り、七里御浜の家々で、迎え火が焚かれます。初盆を迎える家では精霊棚を組み、戻ってきた魂をまつります。15日には精霊棚を浜へ運び、海の彼方の浄土へと魂を送り出します。夜空に打ち上げられる1万発の花火。300年続く供養の花火は、この世とあの世を彩る壮大な送り火です。
(この動画は、2015年に放送したものです。)
