解説
家紋を刻した鏡である。日本における紋章の起源は、平安時代の公家が牛車や調度などに、父祖の好んだ文様を代々引き継いで用いたことにはじまる。その後、武家の台頭により、戦闘の際に敵味方を識別するため、家紋として定着した。江戸時代に入ると、商人をはじめとして庶民の間でも家紋を掲げるようになる。こうした現れの一つとして、室町末期以降、特に江戸時代には、鏡に家紋が配されるようになる。
収録されているデータベース
Keio Object Hub
慶應義塾には、160年を越える歴史の中で集積された多様な領域にわたる文化財コレクションがあります。これらのコレクションは、図書館、研究所にとどまらず、学部や一貫教育校など学内のさまざまな場所で収蔵・活用され、専門性を反映した豊かなコレクション・データベースが編まれてきました。 Keio Object Hubは、これらのデータベースを連携させ、展覧会や講演会など、学内で展開する文化関連活動と結びつけ...
最終更新日
2022/10/16