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解説

これは、利休の250年忌にあたる天保11年〈1840〉2月、張府(長門=山口県)慧日山主十七世法務朝陽子遵上人(伝不詳)の需めに応じて、石田悠汀の描いた千利休像に、大綱宗彦が利休の遺偈(辞世の句)「人世(生)七十、力囲希咄、吾這宝剣祖仏共殺提る我が得具足の一太刀今此時ぞ天に抛」を添えたもの。画像の筆者・石田悠汀〈1798-1859〉は、江戸時代末期の狩野派の画家。如空と号した。 賛の筆者・大綱宗彦〈1772-1860〉は幕末の臨済宗の僧。京都に生まれ、文政3年〈1820〉大徳寺の第435世となった。同寺の塔頭・黄梅院の第14世。書画を能くし、詩歌にも長じた。また、茶の湯に親しみ、大徳寺歴代同様、その書は風趣に富んだ書風が好まれ、茶掛として人気が高い。

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慶應義塾には、160年を越える歴史の中で集積された多様な領域にわたる文化財コレクションがあります。これらのコレクションは、図書館、研究所にとどまらず、学部や一貫教育校など学内のさまざまな場所で収蔵・活用され、専門性を反映した豊かなコレクション・データベースが編まれてきました。 Keio Object Hubは、これらのデータベースを連携させ、展覧会や講演会など、学内で展開する文化関連活動と結びつけ...

2022/10/04