解説
三条西公条〈さんじょうにしきんえだ・1487-1563〉は、内大臣三条西実隆〈さねたか・1455-1537〉の子。兄公順〈こうじゅん・生没年未詳〉が僧藉に入ったため、二男ながら家督を相続した。天文11年〈1542〉正二位・右大臣に至るが、在任1年あまりで官を辞し、嵯峨二尊院(じそんいん)において桑門に入る。法名は称名院仍覚(しょうみょういんじょうかく)。その後は諸国を遍歴し、風雅三昧の生活を送った。早くから和歌・古典文学に通じ、後奈良天皇〈ごならてんのう・1496-1557〉に『古今集』『源氏物語』を進講するなど、学者としても活躍した。公条は、父実隆の影響を著しく受けた三条流の能書家である。手馴れた筆致に卓越した能書の才をみる。なお、この歌は公条の家集『称名院集』に入集している。
収録されているデータベース
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慶應義塾には、160年を越える歴史の中で集積された多様な領域にわたる文化財コレクションがあります。これらのコレクションは、図書館、研究所にとどまらず、学部や一貫教育校など学内のさまざまな場所で収蔵・活用され、専門性を反映した豊かなコレクション・データベースが編まれてきました。 Keio Object Hubは、これらのデータベースを連携させ、展覧会や講演会など、学内で展開する文化関連活動と結びつけ...
最終更新日
2022/09/13