解説
1954年から55年にかけて山口正城は鬼シリーズの制作を行なう。主として正方形の画面にヘラを使いながら、中央部に暗示的に見える塊状のものが炸裂したり、くり広げたりする空間を構成する作品である。大きさも従来の四ツ切や八ツ切ではなく、一辺が70cm程と意欲的に大きくなっている。従来のカノンシリーズとは異なり、左右にひろがるヘラ描きも塗られたものとしてではなく、画面の中に浸透する水墨画のような効果を生み出すことに成功している。
収録されているデータベース
北海道デジタルミュージアム
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最終更新日
2026/07/14