解説
体から魂を吐き出すことができる鉄拐仙人と、3本足の白ヒキガエルとあそぶ蝦蟇仙人を描く。ふたりのポーズは、室町時代の禅僧・明兆の蝦蟇鉄拐図に由来し、江戸時代に狩野派でよく描かれた定番型。洞秀が狩野派の伝統に則った絵師だとわかる。〔No.616 石里洞秀〕 体から魂を吐き出す鉄拐仙人と、3本足の白ヒキガエルとあそぶ蝦蟇仙人を描く。ふたりのポーズは、室町時代の禅僧・明兆の蝦蟇鉄拐図に由来し、江戸時代に狩野派でよく描かれた定番型である。作者の石里洞秀は、狩野派を学んだ福岡藩御用絵師で、筑前ではなく江戸に住んでいた実力派。〔第37回新収蔵品展〕
収録されているデータベース
福岡市博物館収蔵品データベース
福岡市博物館は、平成2年(1990)の10月に、地域の歴史と民俗を研究・展示する博物館として開館しました。福岡は、弧を描く日本列島の西の端にあり、ユーラシア大陸と朝鮮半島に近接しています。この地に住む人々は、古来、この国の誰もが知らなかった文化に最初に触れ、経験したことのない生産手段や経済活動を発展させ、遭遇したことのない脅威を克服し、豊かな都市を営みつづけてきました。この博物館は、アジアとの人・...
最終更新日
2026/07/14