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解説

鍬形蕙斎(北尾政美)の発句入り魚貝絵本。享和2年(1802)初秋、江戸・須原屋市兵衛板、大本1冊。本書は、『龍の宮津子』(当館請求記号:108-227)の改題修訂本。素外の序、及び巻末の発句丁を削り、各絵に添えられた発句の作者名を削ったもの。『龍の宮津子』と同一板木を用い、色合いもほぼ同じであるが、新たに魚貝の形姿上に雲母を引く。さらに本書の発句自体を削ったものが『魚貝略画式』(当館請求記号:241-102)である。修訂は、俳諧の仲間内の絵本としての性格を払拭し、図譜としてのより一般の流通を目論んだものであるが、この絵本の描画に対する人気がそれを可能にしたと考えられる。修訂の時期は、『龍の宮津子』出板以降、相応の時期を置いているはずで、刊記の時期の表記は是認しがたい。(鈴木淳)(2017.2)

メタデータ

教育

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収録されているデータベース

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2026/04/03