解説
『伊勢物語』の注釈書。原表紙左上部に「帷情抄」と直書き。装訂は綴葉装(列帖装)。清原宣賢(1475-1550)の序、三条西実隆(1455-1537)の奥書がある。それらによれば、宣賢が大永2年(1522)5月に行われた実隆の講義を聞いて筆記整理し、実隆本人にもただしてまとめたものである。古典学の権威実隆の説として尊重された。本書には、実隆の奥書のあとに「孕石外記 尚□(花押)」の署名があり、書写者と思われるが経歴は未詳。ところどころに本文と同筆とみられる朱筆の書き入れがある。なお、本書の宣賢自筆本は、天理図書館に所蔵されている。
収録されているデータベース
国立国会図書館デジタルコレクション
国立国会図書館デジタルコレクションは、国立国会図書館で収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できるサービスです(収集・保存したウェブサイト、CD/DVD等のパッケージソフトは除く)。
最終更新日
2026/09/03