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黒韋肩妻取威胴丸 Armor ("Dōmaru") with Black Lacing, Horizontal and Triangular Patternsくろかわかたつまどりおどしのどうまる

解説

これは室町時代に好まれた、徒歩戦に適した動きやすく作られた甲(よろい)です。胴を右脇で引き合わせ、腰や腿を守る草摺(くさずり)とよばれるパーツの枚数を細かく分けた甲を胴丸とよびます。胴や腰、肩を覆う部分は小札(こざね)とよばれる革や鉄でできた短冊形の小さな板をつづり合わせて作られています。革や糸で小札をつづり合わせることを「威(おどし)」といいますが、この胴丸は、革を藍で染めた黒韋(くろかわ)、白糸、紅糸と、さまざまな色を使った威がみどころです。三角形や斜めのラインに威の色が変化する華やかなデザインは、戦場でもさぞかし目立ったことでしょう。


胴丸は右脇で引き合わせて着用する甲冑です。兜と袖がついた作例は、14世紀以後にみられます。これは室町時代(15世紀)の胴丸で、濃い藍色に染めた鹿韋で全体を威し(綴り合わせ)、紅と白の組紐(糸)も装飾的に用いています。「妻取威」とは、端の色を変えて威すことです。
@どうまる@しかがわ@おど@くれない@つまどりおどし@

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2026/09/21