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古今和歌集 Kokin waka shu Poetry Anthologyこきんわかしゅう

解説

 元亨2年(1322)4月の巻末奥書により、藤原定家の貞応本の系統になる『古今和歌集』と知られる。能書で数多くの鑑定をしている烏丸光広の跋、及び近衛信尹(1565-1614)の添状があり、いずれも後伏見天皇の宸翰鑑定している。    
ルビ:ていか じょうおうぼん からすまるみつひろ ばつ このえのぶただ そえじょう しんかん(170822_h032)


 この作品は鎌倉時代の後伏見天皇が、平安時代に編纂された古今和歌集を書き写したものです。後伏見天皇の父、伏見天皇は能書として名高く、現在は国宝にも指定されている「白氏詩巻」(東京国立博物館所蔵)や「桂本万葉集」(御物)などにその花押がのこされていることから、平安時代の名筆を所蔵し、それを熱心に学んだことがうかがえます。その書は「伏見院流」として鎌倉時代の和様の書の流れをつくりました。後伏見天皇の書も伏見天皇によく似て、美しく気品高いことで知られます。
 この作品は、仮名序と巻第一から巻第二十まで古今和歌集のすべてを一人で写したもので、後伏見天皇の書に対するなみなみならぬ情熱が感じられます。巻末には元亨2年(1322)、天皇が35歳の時に記された奥書があり、「こうやって古今和歌集を写したのも昔のことだなあ」といった感慨が述べられていることから、まだ若いころの写しと考えられます。


这是由后伏见天皇所誊写的编撰于距当时300多年前的平安时代的古今歌集。后伏见天皇的父亲伏见天皇以擅于书法而著称,现在被列为国宝的《白氏诗卷》(东京国立博物馆收藏)、《桂本万叶集》(皇室藏品)等作品中都留有他的签名,从中可以看出他收藏古代的名人笔迹,并热情地进行了研习。他的书法作为“伏见院流”开创了镰仓时代的日式书法流派。后伏见天皇的书法也跟伏见天皇相似,因其优美且品格高贵而广为人知。

这部作品是由后伏见天皇一个人誊写了从假名序言和第一卷到第二十卷为止的整篇《古今和歌集》,所以从中可以感受到他对书法的非凡热情。卷末有元亨二年(1322)、天皇35岁时的批注,从上面所记载的“这样誊写古今和歌集也是很早以前的事情了啊”这一感慨之中,可以推测出这是在他还年轻的时候所誊写的。

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2026/03/16