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後醍醐天皇宸翰消息 Letter by Emperor Godaigoゴダイゴテンノウシンカンショウソク

解説

後醍醐天皇(1288―1339)が、嘉暦4年(1329)、郢曲・和琴の師であった綾小路有頼の死を悼み、その子敦有に秘曲の相伝を許された時の消息。有頼は、後伏見、後醍醐両天皇の郢曲・和琴の師を務めたが、この年の7月18日、35歳の若さで亡くなった。時に遺児敦有は、わずか8歳の幼童であった。書画に署名・花押・月日の記筆はないが、有頼の死没直後に書かれたものと推定され、後醍醐天皇42歳の時の宸筆と考えられる。雄渾な筆勢が見事に発揮された宸翰様のなかでも格調高い屈指の名品である。

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2026/09/14