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葦手絵和漢朗詠抄 Poems from Wakan Roeishu (Collection of Japanese and Chinese Verses) on Paper with Design of Reedsアシデエワカンロウエイショウ

解説

芦手絵(あしでえ)を描いた料紙に『和漢朗詠集』を書写したもので、下巻の奥に「永暦元年四月二日、右筆黷之、司農少卿伊行」とあるところから、永暦元年(1160)に作成5代の孫世尊寺伊行によって書写せられたことがわかる。芦手絵とは、平安後期に流行した文字と絵を組み合わせた装飾的絵模様の一種をいい、この『和漢朗詠集』の料紙下絵には、群青、緑青、代赭、銀泥などの絵具を用いて、葦、水鳥、飛鳥、岩、片輪車などの芦手絵が描かれる。平安時代書写の『和漢朗詠集』の完本として、またその料絵下絵に芦手絵を描くものとして貴重なものである。

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2026/07/20