五輪塔六字名号頭立兜 Stupa-shaped Helmet with the Characters "Namu Amida Butsuゴリントウロクジミョウゴウズダテカブト
解説
桃山時代になり、武将が合戦の場で自らの存在を主張するため、奇抜な意匠をこらした「変り兜」が流行した。そこに、異風、奇矯のいわゆる「かぶき」の観念の高揚がうかがえる。
この兜は、時期の下がる享保年間(一七一六~三六)に、伊予(愛媛県)今治藩主松平采女正定基が(まつだいらうねめのかみさだもと)、甲冑師岩井家に制作させたもの。五輪塔形の頭立は木製一枚板で、上下に梵字を透かし、六字名号と丸に士文字の家紋を盛り上げる。定基の仏教信仰の厚さが偲ばれる。
収録されているデータベース
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最終更新日
2026/07/20