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解説

台座の四面に2000字を超す銘文が刻まれていますが、その多くは結縁@けちえん@した人々の名前です。正面には、討寇将軍兼長子県令が、妻、一族、郷里の人々の助成結縁を得て、北斉の皇帝文宣帝@ぶんせんてい@、大皇太后@たいこうたいごう@の聖寿@せいじゅ@万才(万歳)、国民安泰を祈って像と光背の千仏を造ったと記されています。


菩薩の高さは180㎝、台座から光背の頂上までを測ると257㎝という大きな石灰岩製の像です。光背と像は一つの石で、台座は別の石で造られています。
面長の顔、大きな手、ほぼ左右対称に表わされた衣の形などは、5~6世紀前半の中国の南北朝時代の造形を受け継ぐものです。穏やかな表情は、この像が造られた北斉時代の特徴です。光背の側面と背面には小さな如来坐像が千体浮き彫りされています。
台座の四面には、2000字を超す銘文が刻まれていますが、その多くは結縁(けちえん)、つまりこの像の制作に関わって仏教と縁を結んだ人々の名前です。正面には、この像が現在の山西省長子県にあったこと、異民族を討伐する将軍であり長子県の知事であった人物が、妻、一族、郷里の人々とともに、北斉の皇帝・文宣帝(ぶんせんてい)、大皇太后(たいこうたいごう)の長寿と国民の安泰を祈って552年に像と光背の千仏を造ったことが記されています。

メタデータ

教育

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2026/07/20