解説
足利義政の御用絵師であり狩野派の初代として知られる狩野正信(1434〜1530)が描いた、室町時代の水墨画を代表する優品。水面にただよう船には、蓮をこよなく愛した中国・北宋時代の儒学者・周茂叔(1017〜73)とその従者が描かれる。中国文化に深く傾倒していた当時の知識人は、こうした中国の故事に基づく絵画を多数制作させ鑑賞したが、本図はその典型的な作例と言える。
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最終更新日
2026/07/20