解説
肩がやや張りますが、口縁の窄(すぼ)まり方が弱く、なだらかな輪郭をみせる器形の鉢です。𡑮(そく)は、型に麻布を押しあて、漆で貼り重ねて成形する技法で、中国では夾紵(きょうちょ)と呼ばれ、すでに前漢の時代(前2世紀)から行われていました。わが国では奈良時代に仏像の製作に盛んに用いられ、乾漆(かんしつ)とも呼ばれています。この技法で製作された鉢としては唯一の遺例で、大変貴重です。
収録されているデータベース
ColBase
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最終更新日
2026/07/20