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如来および両脇侍立像 Buddha with Two Attendantsにょらいおよびりょうきょうじりゅうぞう

解説

一つの光背に三尊がおさまる形式、中尊の左手の形が鎌倉時代に流行した善光寺式阿弥陀三尊像と共通する。6~7世紀の作と見られるこの像は絶対の秘仏で姿がわからない善光寺本尊とよく似ている可能性がある。次のケースと2階3室に善光寺式の作例を展示中。


如来(にょらい)を中心に両脇に菩薩(ぼさつ)がひかえる三尊形式の仏像です。全体を蓮の花びらのような形をした光背(こうはい)が包んでいます。このような形式は飛鳥時代の仏像に一般的なものですが、如来と2体の脇侍(きょうじ)の間には様式的な違いが認められ、もともとセットであったかは不明な点も残されています。
如来の眉は線を刻んで表されていますが、これは我が国の古代の金銅仏には見られないものです。また、ガスの気泡を内部に多く残す鋳造技法の特徴からも、三国時代の朝鮮半島で制作された仏像と考えられています。ふっくらと丸みのある如来の顔立ちや、光背の蔓が巻き付くように伸びた植物の表現には、古代朝鮮半島に栄えた百済(くだら)の仏像との共通性が認められます。
記録によると、西暦538年、または552年に百済の聖明王から、我が国へ初めて公式に仏教が伝えられました。この仏像はまさにこの頃の百済で制作された可能性があり、我が国に伝えられた最初期の仏像の姿をここに見ることができます。

メタデータ

教育

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収録されているデータベース

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2026/06/29