解説
矢の先を揃えて収める方立(ほうだて)に簳(やがら)を寄せかける長い背板をつけた胡簶という矢の収納具です。背板の上縁の高頭(たかがしら)は角を丸くして、全体的に覆輪を廻(めぐ)らし、矢を束ねる受緒(うけお)や懸緒(かけお)を通す孔(あな)を穿(うが)っています。現状では剥落(はくらく)が著(いちじる)しいのですが、かつては繧繝彩色(うんげんざいしき)で花文(かもん)などが描かれていたようです。N-134六目鏑箭(むつめのかぶらや)、N-135箭(や)、N-136利箭(とがりや)を入れたという寺伝があります。
収録されているデータベース
ColBase
ColBase: 国立文化財機構所蔵品統合検索システムは、国立文化財機構の4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)と一つの研究所(奈良文化財研究所)の所蔵品を、横断的に検索できるサービスです。
最終更新日
2026/10/05