解説
笏は官人が儀式などの際に、威儀を正すために手に持つ、細長く薄い板です。象牙(ぞうげ)や鯨(くじら)の骨、木などが素材として用いられますが、身分によって使える材質が決められており、高位の官人や親王・諸王は象牙製を用いました。本品は象牙を模した骨製の笏で、高価な象牙の代用品とも考えられます。
聖徳太子が推古天皇の摂政(せっしょう)にあった時に用いたものと伝承されていますが、正倉院宝物中の笏とは異なって上が広く下が狭い、後世一般的になる形状となっており、奈良時代以降の製作と考えられます。
収録されているデータベース
ColBase
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最終更新日
2026/10/26