解説
玉荘箱は、天平宝字5年(761)の『法隆寺東院資財帳(ほうりゅうじとういんしざいちょう)』に記される、天平14年(742)に聖武天皇の夫人・橘古那可智(たちばなのこなかち ?~759)が奉納した経箱に当たると考えられます。合口造(あいくちづくり)で、各面に梅もしくは桜の樹皮を貼って朽木(くちき)のように仕上げ、紫檀(したん)の押縁(おしぶち)に真珠と緑色のガラス玉を交互に飾っています。表面には金泥(きんでい)による水波文様(もんよう)が描かれていることが、エックス線透過撮影調査で確かめられています。「細字法華経(さいじほけきょう)」(N-7)付属の経筒を納め、「玳瑁張経台(たいまいばりきょうだい)」(N-70)に載せられていたと伝えられています。
収録されているデータベース
ColBase
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最終更新日
2026/07/20