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文王呂尚・商山四皓図屏風 King Wen and Lü Shang; The Four Elders of Mount Shangぶんのうりょしょう しょうざんしこうずびょうぶ

解説

聖徳太子ゆかりの仏舎利を納める舎利殿の厨子は、貞治3年(1364)に新造されました。同じ頃、舎利殿内部も改築されていることから、文王呂尚・商山四皓図もこの頃に描かれたと考えられています。南北朝時代に遡る障壁画の現存例は少ないため、本屏風はきわめて貴重です。江戸時代に壁面よりはずされ、現在の屏風に改装されました。ただその際、画面の切り詰めと並べ違いが生じてしまったようです。
 向かって左3隻が文王呂尚図です。呂尚は太公望の名で知られる人。釣り三昧の隠逸暮らしをしているところを、周の祖、文王に迎えられ、その子・武を助けて殷(いん)を滅ぼし天下を平定しました。
 右3隻は商山四皓図。中国・秦代に戦乱を避けて商山に隠遁していた髭(ひげ)も眉も白い四人の老高士(「皓」は「白い」の意)が、漢の高祖に迎えられて都に上り、国政を執った逸話が左から順に描かれています。

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2026/07/20