解説
犬山城は、現存天守のひとつです。日本にはたくさんの城がありますが、江戸時代以前からの天守がほぼそのままの姿で残されているのは、わずか12城だけです。 犬山城は、戦国時代の武将で、織田信長の叔父にあたる織田信康が1537年に築城したといわれています。木曽川沿いのがけの上につくられた城で、もっとも高いところにたつ天守は、二重櫓の上に物見台(望楼という)をのせた望楼型とよばれる様式です。 その最上階には、高欄つきの廻縁(てすりのついた縁側)がめぐらされています。高欄つきの廻縁は古い時代の天守に見られる様式で、現存する12天守のなかで廻縁があるのは、犬山城と高知城だけです。犬山城の廻縁は、実際に歩くことができ、廻縁をぐるりと一周しながら眺望を楽しめます。 天守のほかにも、城の中心的な建物である本丸の石垣や、空堀が残されています。周辺には、犬山城の城下町の古い町並みを見ることができます。
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最終更新日
2026/03/25