解説
儒学者・廣瀬淡(ひろせたん)窓(そう)[1782-1856]が、1805年につくった日本最大規模の私塾(私立学校)。「咸宜(かんぎ)」は中国の古典からとられた言葉で、「すべてのことがみなよろしい」という意味。この言葉通り、身分、年齢、学歴に関係なく、全ての人が平等に入学を許され、学習を始めることができました。ただし、勉強は非常に厳しく、また、会計や食事、清掃などの塾の運営から図書の管理までもが、塾生の分担で規律正しく進められるなど、学力のみならず社会性や人間性を育む教育方針だったといえます。全国から集まった塾生は、時には200人を超え、閉塾までの80年間に女性も含めて4800人の入門者がいたといわれています。
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最終更新日
2026/03/25