解説
16世紀半ばの戦国時代に活躍した武将、織田信長(1534−1582)。戦に強い冷酷な武将として知られますが、意外な一面もありました。それはオモテナシ(接待)の名人だったこと。信長は、日本の中央部に位置する岐阜を拠点として、軍事力、経済力を蓄えるとともに、オモテナシで多くの人を魅了し、味方にしました。 信長は、本拠地・岐阜城(ぎふじょう)の近くに豪華な屋敷を建て、客をもてなしました。ここに招かれた宣教師のルイス・フロイス(1532−1597)は、この屋敷を「地上の楽園」と表現しました。 贅沢な食事を、信長自ら給仕したり、近くを流れる長(なが)良(ら)川(がわ)での鵜飼という独特の漁を見物させたり、山の上に立つ城からの見事な眺めを楽しませたり。心のこもったオモテナシを受けた人たちは、みな感激しました。 信長のオモテナシ文化は、現在も岐阜の街に息づいています。
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最終更新日
2026/03/25