解説
東大寺は、「奈良の大仏さま」として親しまれる日本最大の大仏がある寺です。大仏を安置している大仏殿も、木造建築としては世界最大級の規模をほこります。 東大寺は、8世紀に聖武天皇が建てた寺です。本尊の大仏は、仏教の力によって国を守ろうとした聖武天皇の願いで745年に製作が始まり、752年に完成しました。工事には延べ260万人がたずさわったといわれます。高さ約16メートル(現在は15メートル)の金銅仏で、正式名称を廬舎那仏といいます。 大仏と大仏殿は、戦火によって何度か焼失し、現在の大仏殿は1709年に再建されたものです。大仏殿の柱の中に、大きな穴があいた柱が一つあります。穴は大仏の鼻の穴とほぼ同じ大きさで、くぐると無病息災のご利益をえられるといわれています。 境内には、ほかにもたくさんの見どころがあります。南大門は1203年に再建されたもので、二体の金剛力士像がおかれています。8メートルをこす巨像で、門に向かって左に立つのが口を開けた阿行像(あぎょうぞう)、右に立つのが口を閉じた吽形像(うんぎょうぞう)です。また、大仏殿の北には、聖武天皇(しょうむてんのう)の愛用品などをおさめた校倉造の正倉院があります。
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最終更新日
2026/03/25