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解説

原爆ドームは、原子爆弾(原爆)の投下によって破壊され、廃墟となった建物です。むきだしになった鉄骨や、くずれてボロボロになった壁、散乱するがれきが、原爆の威力のすさまじさと悲惨さを伝えています。 原爆ドームは、原爆投下の目標になったといわれる相生橋のたもとにあります。もともとは、広島県物産陳列館(のちに広島県産業奨励館と改称)として1915年に建てられました。設計したのはチェコ人の建築家ヤン・レッツェルです。3階建てのレンガ造りの建物で、中央部分だけ5階建てになっていて、屋根にドームがのっていました。ヨーロッパ風の建物は当時としてはめずらしく、広島名 所のひとつとして親しまれました。 第二次世界大戦末の1945年8月6日、原爆の投下によって広島市街は一瞬にして破壊されました。産業奨励館の建物は奇跡的に全壊をまぬがれましたが、中にいた人はみな即死しました。戦後、その無残な姿から、原爆ドームとよばれるようになります。いちじは、建物の老朽化が進み、取りこわしも検討されましたが、保存を求める市民の声が高まり、国の内外からよせられた募金で保存工事が行 われました。 1996年には、核兵器の廃絶と、世界平和をうったえるシンボルとして世界遺産に登録されています。

メタデータ

教育

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2026/03/25