解説
唐招提寺は、759年に中国の高僧、鑑真(688-763)によって創建された寺です。「古都奈良の文化財」のひとつとして、世界文化遺産に登録されています。 鑑真は、日本に仏教の戒律(僧が守るべき規律)を伝えるために来日し、戒律を学ぶ僧の修行の道場として唐招提寺を開きました。広大な境内には、創建当時のままの姿をのこす金堂をはじめ、平城宮の建物を移築したという講堂、鑑真が唐から持ってきた仏舎利をおさめる鼓楼、校倉造の経蔵と宝蔵など、国宝の建物がたちならんでいます。金堂には、東大寺と同じ盧舎那仏坐像がまつられています。高さ3メートルをこす仏像で、左右に千手観音菩薩像と薬師如来像の2像がならびます。また境内の西側には、出家者に僧になるための戒律をさずける戒壇院の遺構もあります。かつてその上に戒壇院の建物が建っていましたが、火災で失われ、現在は大理石できずかれた石壇が残されています。
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最終更新日
2026/03/25