解説
身部は、全面にわたって鳳凰唐草文を線刻し、炎形の耳と三足を付ける。また、火舎は口縁部に雷文圏帯をめぐらし、上部には大ぶりの半截菊花文を配して、唐獅子形の鈕を付ける。身・火舎ともに透明度の高い青磁釉をかけるが、身の方が幾分厚目である。瑞芝焼青磁の香炉として、本品は細工の丁寧さ・意匠・焼成の良さ・法量といった点において、群を抜く出来映えのもので、香炉だけに限らず、広く瑞芝焼の青磁を見渡してみても、代表作の一つとすることができるであろう。
収録されているデータベース
文化遺産オンライン
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最終更新日
2026/05/01