解説
黙阿弥自筆の台本。「因幡子僧 五幕目 中洲新地水茶屋の場」とある。明治20年(1887)11月の中村座で上演された『因幡小僧雨夜噺』の横書台本、つまり草稿である。黙阿弥が明治14年(1881)に狂言作者として一応の引退をした後の作品であり、作者連名に「スケ」としてその名が見えるが、五代目尾上菊五郎の因幡小僧新助らが活躍する作品全体における中心的な場面を自ら執筆したことがうかがえる。「河竹蔵本」「黙阿弥」の朱印は他資料にある「河竹蔵」と形状・色が異なり、黙阿弥当時のものか。
収録されているデータベース
文化遺産オンライン
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最終更新日
2026/06/02