解説
「ブルージュにて」と書き添えられており、花柳章太郎が昭和33年(1958)の海外旅行の際に訪れた、ベルギーのブルージュの景色を描いた皿。屋根の下に複数の車が描かれており、自転車のようなものも見える。中央に電飾のついた棟のようなものが描き込まれており、遊園地などの遊具のようにもみえる。 章太郎の他のスケッチには、メリーゴーラウンドを描いたものもあるが、そちらは一般的な馬や馬車を模した座席が描かれている。日本にはない景色を章太郎が興味深く眺めていたことがわかる。 箱書はないが皿の底に「青々」の陶印があり、愛知県瀬戸市の鈴木青々のもとで制作されたと推測できる。 花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成10年(1998)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。
収録されているデータベース
文化遺産オンライン
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最終更新日
2026/04/10