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解説

ガラスの小瓶にカニや海草、色紙等を保存液とともに詰めたもので、真ん中の1本の台紙には科学標本のように「ウミノシタ」「ヘイケカニ」というラベルが貼られている。寄贈時の記録には「水差し」と残るが、海浜観光地の土産物として売られていたものではないか。五郎の甥で、のちに東京で二代目曾我廼家五郎を名乗って、大阪で二代目五郎となった後妻・秀子夫人と対立することになる蝶太郎(本名・荒井勝次郎)は、五郎劇団をやめた後、熱海で隠遁生活をしていた。昭和23年(1948)10月、死の床についていた五郎のもとを訪れた際に、蝶太郎がこの土産物を持ってきたという想像はできなくもない。

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国や地方の有形・無形の文化遺産に関する情報を公開することなどを目的とした文化遺産のポータルサイト。文化庁と国立情報学研究所が、共同で運営しています。

2026/03/03