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解説

木村蒹葭堂(1736-1802)は大坂を代表する文人。博学多才な蒹葭堂は絵画にも秀でており、5、6歳の頃に大坂の大岡春卜に画を学ぶと、延享4年(1747)12歳の頃には大坂に客居した鶴亭に花鳥画を、そののち京都で池大雅に山水画を学ぶなど、若くして当時最新の唐画を学習しました。鶴亭や大雅とは、生涯の友として親しく交わりました。本作品は宝暦7年(1757)、蒹葭堂22歳の作品で、画面を横切る幹、緩やかな曲線を描きながら天へと伸びる枝振りは鶴亭に通ずる表現です。花、葉、枝、幹といずれも輪郭をとらず、色面を組み合わせて、咲き誇る桃樹を華やかに描いています。蒹葭堂の最初期の作品であり、彼の画業を寿ぐような華やかさです。 【長崎ゆかりの近世絵画】

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2026/05/01