解説
琴棋書画、琴を弾き棋(囲碁)を打ち書画をよくすることは、古くから中国では教養ある高士たちにとっての大切な嗜みとされてきました。盤上に差し込む光が粋な、この蓋置の極小の世界で碁を打ち交わす二仙は、片や思いついた妙手に思わず笑みをこぼし、片やどんな手が繰り出されるのか相手の表情を窺っています。小さな人物を配した置物や香合を得意とする正木焼は、尾張藩士・正木惣三郎とその子伊織による陶器で、美濃窯や名古屋城内の御深井窯で焼成されました。
収録されているデータベース
愛知県美術館コレクション
当館のコレクションで特に充実しているのは、国内外の20世紀美術です。世紀前半にヨーロッパで活躍したグスタフ・クリムト、パブロ・ピカソ、ピエール・ボナール、マックス・エルンストなど、戦後アメリカで活躍したモーリス・ルイス、そして欧米の美術の影響を独自に咀嚼した日本近代の画家たちから、現代の日本を代表する作家たちの作品まで、さまざまな美術動向を辿るにふさわしい優品を収集しています。 これらの作品に加え...
最終更新日
2020/07/13