解説
見込から口縁にかけて湾曲した鍔を持つ木胎丸形盆。口縁は黄色の金属覆輪を付ける。桐箱蓋裏に「唐物存生盆」の墨書がある。表の見込から鍔表、鍔裏にかけて黒・朱・白・緑の複雑な木目状の塗り、裏の碁笥底内は朱塗り。碁笥底以外の鍔の表裏、見込全体に黄褐色の透明な塗膜に覆われている。現在見られる一般的な木目塗とは異なった複雑な文様表現が本作にはおこなわれており、他に類例のないものである。
収録されているデータベース
愛知県美術館コレクション
当館のコレクションで特に充実しているのは、国内外の20世紀美術です。世紀前半にヨーロッパで活躍したグスタフ・クリムト、パブロ・ピカソ、ピエール・ボナール、マックス・エルンストなど、戦後アメリカで活躍したモーリス・ルイス、そして欧米の美術の影響を独自に咀嚼した日本近代の画家たちから、現代の日本を代表する作家たちの作品まで、さまざまな美術動向を辿るにふさわしい優品を収集しています。 これらの作品に加え...
最終更新日
2020/07/13